「クールベと海 展― フランス近代 自然へのまなざし」
ギュスターヴ・クールベが描いた、海・故郷の風景画・狩猟画と
同時代の画家が描いた海や風景画など約60点を展示。
クールベのことをほとんど知らなかったのですが、
展示室前で上映されていた10分ほどの映像で、大まかな彼の人生を予習できたので、鑑賞の理解度があがりました。
絵は独学の写実主義、画家として大成功し議員なるも
逮捕・投獄・多額の罰金を課せられ亡命
亡命先のスイス(海のない国)で晩年に描いた、荒れる波の作品が印象的でした。
19世紀、産業や鉄道の発達とともに観光旅行が盛んになったこと、
人々と海の関わりの様子も伺え、楽しめました。
余談ですが、若き日のクールベが
かなりのイケメンであったことも印象的でした。
クールベと海 ─フランス近代 自然へのまなざし
会期:2021年4月10日〜6月13日
会場:パナソニック汐留美術館
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル 4階
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜18:00(5月7日、6月4日は〜20時)※入館は閉館の30分前まで
休館日:水(5月5日は開館)
料金:一般 1000円 / 大学生 700円 / 中・高校生 500円 / 小学生以下無料